【事例紹介】:「秋色パンフェア」魅力を引き出すフードスタイリング&多媒体向け商品撮影戦略
新麦や秋の味覚が並ぶ季節に合わせ、ブランジェ・ベックファン様にて秋の新作フェア「秋色パンフェア」の販促用商品撮影とフードスタイリングを担当いたしました。
今回のフェアは、旬のきのこや芋、ナスをふんだんに使った惣菜パンからスイーツ系までバラエティ豊かなラインナップ。公式ホームページ、Facebook、取り置きアプリ「サクリ」といった、異なる目的を持つ3つの媒体で効果を発揮するビジュアル作りの裏側をご紹介します。
◆スードスタイリングのテーマ「秋の温もりと実り」
秋の味覚が持つ「温かみ」や「豊かな実り」を視覚的に伝えるため、今回は「木の下地(ウッドテーブル)」と「数種類の生きのこ」をメインの背景・プロップス(小物)として採用しました。
◆背景とライティングのこだわり
・下地:深みのあるブラウンの木製プレートや、使い込まれた風合いのウッドテーブルを使用し、ナチュラルで落ち着いた秋の雰囲気を演出。
・背景の演出:画面の奥(背景)に、しめじ、舞茸など数種類の高さの異なるきのこをあえて生のままラフに配置、秋の収穫祭のようなライブ感をプラスしました。
・ライティング:夕暮れ時の優しい木漏れ日をイメージした、暖色系の温かみのある光(サイド光〜半逆光)を取り入れ、パンの焼き色や具材のみずみずしさを引き立てています。
◆媒体の特性に合わせた「写真の使い分け」
撮影した写真は、各プラットフォームのユーザー行動に合わせてカットを使い分けています。
・公式ホームページ用:ブランドの世界観を伝える「集合カット」
ホームページのトップバナーや特設ページには、木の下地に数種類の商品をバランスよく並べ、背景のきのこや秋の装飾を広めに入れた横位置のメインビジュアルを使用。一目で「秋色パンフェア」のワクワク感とお店の世界観が伝わる、ストーリー性のある一枚に仕上げました。

・Facebook用:タイムラインで目を引く「アップのシズル感」
スマホでスクロールする手を止めてもらうため、テキストの紹介文と連動しやすい「商品のアップ」写真をセレクト。正方形〜縦位置の構図で、日常のタイムラインの中でもパッと食欲をそそるようにしています。
・取り置きアプリ「サクリ」用:購買に直結する「直感的でクリアな単品カット」
アプリユーザーは「今から買うパン」を探しているため、背景の装飾はあえてぼかすか控えめにし、商品そのものが主役となる「単品カット」を割り当てました。
「ピザの具材のゴロゴロ感」「ドーナツの質感」が小さなスマホ画面でもはっきりと認識できるよう、明るくクリアで、商品の全体像(サイズ感や形)が正確に伝わる構図を意識しています。

今回の撮影では、一つのフェアの中に「世界観を伝える写真」「商品の魅力を伝える写真」「購買を後押しする写真」の3つの役割を持たせることができました。
季節のフェアは、スタイリング(背景や小道具)に統一感を持たせることで、複数の媒体に展開してもブランドイメージがブレません。これからの秋本番、お店のディスプレイと連動したビジュアルで、たくさんのお客様に「秋色パンフェア」が届くことを楽しみにしています。

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